出産後にワキガが悪化!?治す方法はあるの?

出産後にワキガが悪化!?治す方法はあるの?

出産を機に「ワキガの症状が悪化した」という方や「においがするようになってきた」と気にする人が多くいます。

特に赤ちゃんが生まれると今までなかった人付き合いも出てきたり、だっこをする時に脇が無防備の状態になったりもするので、脇のにおいは気になってしまいますよね・・・。

最初に言っておくと、出産後のワキガは治ります!

 

ここでは出産後にワキガが発症・悪化したかもしれないという方のため、その原因や治す方法をお伝えします!

原因はホルモンバランスの変化

出産後はホルモンバランスが変化しやすい状態になっています。

そのためワキガの原因であるアポクリン腺が活発に活動してしまい、においが強まってしまう傾向にあるのです。

 

また赤ちゃんに母乳をあげている方に関しては、赤ちゃんがおっぱいを吸う時にアポクリン腺を刺激してしまい、症状が悪化していることも考えられます。

妊娠時は嗅覚が敏感になっている

ちなみに妊娠時は嗅覚がより敏感になってしまい、様々なにおいを強く感じてしまう時期でもあるようです。

一説によると、通常時よりも嗅覚が50倍になるとも言われ、これは犬に匹敵する嗅覚とのこと。

 

なので、もし軽度なわきがだった人が妊娠をきっかけにワキガのにおいが悪化していると感じても、実際はにおいの強さ自体に変化はないということも考えられます。

ワキガは考えすぎ・緊張することで悪化することもあるので、妊娠時ににおいが悪化したという人も過度に考えるのは避けましょう!

妊娠をきっかけにワキガになる!?原因はホルモンバランスの変化妊娠超初期にワキガになった!?妊娠中のワキガ対策とその原因

出産後のワキガを治す方法

出産してから時間が経つにつれて徐々にホルモンバランスが正常になっていき、においも気にならなくことが多々あります。

なので、1番の対処方法はホルモンバランスの安定を待つことです。

同じく出産と同時にワキガが気になっていた方でも「時間が経つにつれて治っていった」という方は多くいます。

 

すこしガマンが必要になりますが、出産後のワキガは治るものなので過度な心配をしてはいけません。

「自分がワキガかもしれない」「周りに嫌なにおいをまき散らしているかもしれない」ということを考えると、緊張時に汗が異常に出てしまう『精神的発汗』を招いてしまう危険性があるからです。

ホルモンバランスが整うまでは制汗スプレーがおすすめ

とは言ってもワキガのままホルモンバランスが整うのを待つには時間がかかりすぎますし、それまでのにおいを放っておく訳にもいかないですよね。

ホルモンバランスが安定するまでにできるワキガ対策をしておきましょう!

ドラックストアでも売っている制汗スプレーでもにおいを消すには十分に効果があります

軽度なワキガ臭であれば朝に1回スプレーをするだけで効果が1日もつこともあるので、特におすすめの方法です

食事バランスを考える

毎日食べる食事では緑黄色野菜を多く摂取するように心がけましょう。

緑黄色野菜に含まれるビタミンAはワキガの原因となる細菌の繁殖を防ぐ効果があるので、積極的に摂取することでにおいが強まるのを防げます。

 

逆に肉を多めに食べてしまうと必要量以上にカロリーを摂取している可能性があり、余ったカロリーが皮下脂肪として蓄えられてしまいます。

この貯まった皮下脂肪がワキガのにおいを発するアポクリン腺を刺激してしまうので、肉は少なめ・野菜多めの食事をしましょう。

汗をこまめに拭き取る

市販で売っている汗拭きシートは持ち歩くようにしておきましょう。

においは気になった時に汗拭きシートで脇を拭くことで汗と一緒に細菌も取り除いてくれるので、一度拭き取るだけでにおいを消すことができます。

 

汗を拭き取るのは効果的なのですが、1つ注意があります。

それは乾いたタオルで拭いてはいけないということです。

そもそも汗というのは体温を下げるために出てくるものであり、体温を下げる前に吹き出た汗を拭ってもまた体温を下げようとして汗が吹き出してしまい、いつまで経っても汗が止まらなくなります。

汗を拭き取る時は必ず濡れたタオルやシートで拭き取るようにしましょう。

 

⇨ワキガは子どもに遺伝しやすい病気!子どもへのケアの仕方

⇨ワキガの遺伝する確率は50%以上!