ワキガには先天性のものと後天性のものがあります。
先天性ワキガとは親からの遺伝が原因で発症するワキガのことで、突然なる後天性ワキガとはストレスや食生活などの生活習慣が原因となって発症するワキガのことです。
見分け方は発症時期
先天性ワキガと後天性ワキガを見分けるには、それぞれの発症時期を知っておく必要があります。
先天性ワキガは思春期を迎えるころに発症するため、中学や高校でワキガが発症したという人は先天性ワキガの可能性が高いです。
それに対して後天性ワキガは、特に決まった発症時期はなく、気付いたら突然ワキガになっていたなんてことがあります。
判断基準でいえば「思春期の頃は大丈夫だったのに、大人になってから急にワキガになった。」という人は後天性ワキガであると言えます。
それぞれの原因は?
先天性は遺伝が原因
先天性ワキガは親からの遺伝が原因で発症します。
遺伝子が原因となる先天性ワキガは、親からの遺伝子によって量が決まるアポクリン腺という汗腺が多い特徴があり、このアポクリン腺からワキガ臭が放たれます。
基本的に親がアポクリン腺を多く持っていた場合に子どもにもそれが受け継がれてしまうことから、ワキガは遺伝する病気だと言われるのはこのためですね。
ワキガは遺伝しやすい!その原因・確率・対策法を徹底的に解説してみる。生活習慣が原因の後天性ワキガ
後天性ワキガはストレスや食生活などが原因になるのですが、最近はストレス社会と言われる程会社や生活でストレスを抱えている人が多くいます。
ストレスが原因かも?
ストレスはワキガの原因であるアポクリン腺を刺激してしまうため、ストレスや疲労が過度に蓄積してしまうとワキガ臭を放ってしまうことがあります。
これを『精神性発汗』とも言うのですが、よく会議とか取引前など緊張した時に変な汗をかいてしまうのが良い例です。
もしストレスを感じているのであれば、趣味に没頭するなどリラックスできる環境を整えるといいでしょう。
ストレスはワキガの原因に?治す方法はあるの?食事も関係している
食の欧米化と言われている通りに肉料理などの洋食が一般的になっている現代ですが、脂っこいものや動物性たんぱく質はストレスと同様にアポクリン腺を刺激してしまいます。
肉料理を余分に摂取すると過剰な栄養分は皮下脂肪として蓄えられるようになり、この皮下脂肪がアポクリン腺を刺激して活動を活発にしてしまいます。
そのため日頃から脂っこい食事が多めになってしまっている方や揚げ物などが入っているコンビニ弁当を食べている人は、野菜を多く摂取するように心がけましょう。
特にキャベツやゴマなど抗酸化作用のある食材を取り入れたり、善玉菌を増やすヨーグルトを食事と一緒に摂取するのも効果的です。
後天性ワキガは早期に改善を
後天性のワキガは遺伝が原因の先天性ワキガと比べて、においの原因がストレスや食生活など自分自身で改善できる部分であるのが特徴的でもあります。
「今まで平気だったのに、大人になってから急にワキガになってしまった・・・」とお悩みの方は一度自分の生活を見直してみて、改善できる部分は積極的に改善していきましょう。
もし治るまで時間がかかる場合は
ワキガは治そうと思って簡単に治るものでもありません。
生活習慣を変えてもすぐに変化が現れるわけでもないので、ワキガが完治するまでは市販の制汗スプレーや除菌シートを併用していくことをおすすめします。
ただ、それでもなおワキガのにおいが抑えれないという人には、ネットでも買えるクリアネオやノアンデといったようなワキガ専門ブランドを使用してみるのも1つの手でしょう。
特にこの2つのブランドは、効果が実感できなかった人のために全額返金の保証制度もあるので、実質無料でお試し使用をすることができます。
ワキガには様々な対策法がありますが、自分に合った対策法を見つけることが治療への第一歩になります!