わきがの電車内での向き合い方。わきがの人とわきがじゃない人からの観点!

わきがの電車内での向き合い方。わきがの人とわきがじゃない人からの観点!

わきがの人で満員電車が苦痛すぎると思っている方は大勢います。

 

「自分のにおいが他の人にバレたらどうしよう」だとか「隣の人に迷惑をかけていないだろうか」とかいろいろ考えちゃうんですが、そうゆうことを考えれば考えるほど精神的発汗でさらに汗をかいてしまうという悪循環を体験した人もいるでしょう。

電車、ましてや満員電車なんてわきがの人には苦痛なものでしかありませんが、わきがと一緒に乗り合わせた人だって同じような苦痛を味わっているんです。

 

なので今回は、わきがの人とわきがと一緒に乗り合わせた人の双方の観点から電車での苦悩を書いていきたいと思います。

わきがの人の場合

わきがの人の苦悩は、なんといっても自分のにおいが他の人に臭いと思わせてしまうことでしょう。

 

通勤通学で電車を使用している場合だと、毎日同じ人と乗り合わせたりすることもあるので、自分がわきがだとバレてしまったら次の日からその人の視線が痛いこともあります。

わきがの人には自分のにおいを悟られてはいけないとありとあらゆる苦悩があるんです。

若者がこわい

電車は高校生や大学生も大勢利用していますが、若い人の中にはまだ社会に馴染んでいないような人がまれにいます。

そんな人にわきがだとバレてしまうと、SNSで「今◯◯線の電車に乗っているんだけど、隣の人から変なにおいする」とか書かれてしまったりするかもしれません。

 

ありもしないことですが、わきがの人は過敏になりがちなのでそうゆうことも考えてしまうんですよね。

つり革をつかめない

わきがはその名のとおり脇からにおいを発している訳ですから、つり革を掴もうとして腕をあげた瞬間に脇が無防備な状態になってしまうため、できるだけつり革を使いたくありません。

つり革を使うとにおいがダイレクトに伝わるようになってしまい、前の人や隣にいる人に「自分はわきがです」と言っているようなものなんです。

鼻をすする音に過剰に反応する

特に冬なんて風邪も引きやすい季節ですし、鼻水も出やすくなります。

そんな時に何気なく行っている鼻をすするという行為が、わきがの人からすると「自分のにおいを嗅がれているんじゃないだろうか」と苦痛で仕方ないんです。

隣の人が席を変えた

もし自分の隣に座っていた人が席を立ったり、他の席に移動した時に「もしかしてにおいが原因で・・・」と考えてしまうことがあります。

こうゆう時って申し訳ない気持ちと「やっぱりにおうんだ・・・」という複雑な気持ちがわきがの人を悩ませます。

わきがと一緒に乗り合わせた人の場合

では次に、わきがの人と同じ電車に乗った人の苦悩を挙げていきます 。

鼻で呼吸したくない

できるだけにおいを嗅ぎたくないので、鼻で呼吸をせずに口で呼吸をするようになりがちです。

普段は鼻呼吸をしながら生活することがほとんどですが、わざわざ口で呼吸をするのも手間というか面倒ですよね。

周りの人に自分が臭いと勘違いされたくない

ピンポイントで「この人が臭い!」と感じれるのは近くにいる人だけで、すこし遠くの人からしたら「なんとなくここら辺が臭い」くらいにしか感じれないため、もしかしたら自分がわきがだと思われているかもしれません。

 

それはわきがじゃない人からしたら喜ばしいものではないので、わざと鼻をすすって「自分じゃないですよ」とアピールしたり、席を変えたりします。

服ににおいがつかないか不安になる

わきがのにおいって服につきそうで怖いですよね・・・。

これから会社や学校でたくさんの人に会うという人からしたらできるだけにおいはつけたくありません。

単純に不快

わきがのにおいって『不快臭』と書くように、人間が嫌うにおいなんですよ。

なので単純に「嗅ぎたくない」「不快」という人も出てきます。

一緒に過ごせるつきあい方を目指す

わきがって生まれつきなものもあるので、自分じゃどうしようもないことが多いのですが、ほとんどの人は「自分はわきがでにおいをまき散らしてしまっている。申し訳ない・・。」という自覚を持っています。

ただわきがじゃない人の中にはわきがに対する理解が疎い人がいるのも事実で、「電車内くせぇ!」みたいな態度をとってしまうと、わきがのにおいを強めてしまうことに繋がってしまいます。

 

なのでお互いにできることとしては、

 

  • わきがの人は出来る限りわきが対策を行って周りの人に不快臭を嗅がせないこと
  • 電車でわきがの人と一緒に乗り合わせた人は「わきがは病気」ということも心に覚えておいて、できるだけ態度に出さない

 

を心がけておけば、今よりももっと快適な生活になるかもしれないですね。